ちょいと前に見てました。
↑の有名なイメージから、英雄にまつりあげられた兵士たちが、戦費調達のキャンペーンにまきこまれるというストーリー。
「自分が戦場で見たこと、やったこと…それは、とても英雄と呼べるものではない」
このメッセージは強烈。
アメリカにとっての第2次世界大戦は、日独伊のファシズム国家をうちやぶるという大義あったものと評価されている。
しかし、「戦争」という枠に大義があっても、一人ひとりの兵士が見たものは残酷な人間否定、自己否定をふくんでいるという矛盾。
むしろ、一人ひとりの兵士の心のなかこそ、その矛盾の「戦場」だったのではないかと思わせる。
「戦争とは愚かなものだ」――きびしい現実を時間で癒した人たちが語る昇華されたメッセージにぜひ耳を傾けてほしい。
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