「いい天気」(Internet Zone::WordPressでBlog生活)にインスパイアされて。
最近ときどき思い出す話。
友人にギンナンが大嫌いというヤツがいる。
そいつが小学生のとき。
教室で座っていると後ろの方から強烈にイヤなにおいがして「くせっ!」と思わずふりむくと、そこには、よりによって薄汚れた靴下にギンナンをパンパンに詰めこんだヤツを両手にもって、得意げにぐるんぐるんしている同級生の悪ガキがいた。
「そのにおいがギンナンのにおいなんだか、靴下のにおいなんだか区別できなくなって、それ以来ギンナンはだめ」だという。
リアルすぎておかしい。
わが家では半年ほど前、まな板を買った。
雑貨の店で、桐のまな板の隣に、より高い値段をつけて「まな板としては最高級の素材」と書いてある。
「これにしよう!」と妻がいうので買った。
イチョウだった。
くるりとシュリンクラップされていたので店では気づかなかったが、ウチでつかうと、それはもうすごいにおい。
台所横のリビングに座っていると「フワッ」とあのにおいがして、いつも自分の足がくさいのではないかと確認してしまう。
つかっているうちに薄れるだろう…と思っていたが、あまり薄まらない。
うちがあまり料理をしないせいか?
このにおいをかぐたびに、↑の友人の話を思い出す。
…あえて、ギンナン、イチョウと違う読みで書いたが、漢字にすると両方「銀杏」。
タイトルの漢字のイメージとあのにおい、ギャップがあるよね(苦笑)。
コメントを残す