ロードショー終わりギリギリですべりこんだ。
「ルパン」といっても、「3世」じゃないし、アニメでもない。
(あえていうなら)「3世」のおじいちゃんにあたるアルセーヌ・ルパンの誕生――登場(?)――100周年としてフランスでつくられた映画だ。
そういえば、アルセーヌ・ルパンは江戸川乱歩のシリーズにも登場したような…そんななんとなく、ドロッとした推理ものというイメージ(多分に乱歩のイメージのせいだと思うが)をふきとばすような、アクションあり、冒険あり、セクシーな恋愛あり、そしてパズル的な推理あり、カルティエ・デザインの宝石の数々など豪華な美術…と盛りだくさん。
こうやってみてみると、やっぱり「3世」の方のイメージに近いのか。
アルセーヌ・ルパンを演じた主演のロマン・デュリスのややサル顔がますます…。
ま、どっちの「ルパン」ファンも楽しめる作品だと思う。
ラストで第1次世界大戦につながるあたりに、フランス人気質が感じられてさらに◎。
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