発売元 : 東芝EMI
品番 : VJCP-68619 / 定価 : ¥2,427(税別)
来た来た来たーーーっ!!
ひさしぶりにムズムズと感じる「超大物新人アーチスト」の予感。
リアン・ライムス(14歳でグラミー賞新人賞を受賞し、その後ソルトレーク・冬季オリンピックの開会式で歌った)をはじめて聞いたときのインパクトが思い出される。
アルバム全体として、ソウルといえばソウルだが、いわゆる R&B というより、ブルース的な泥臭さがなんともいい。
音域は基本的にアルトで耳ざわりがいいし、アタックがソフトでふわっと入るのに明るくパワフルにひろがる独特の発声が心地よい。
声の強弱でつくるグループ感なんか、若干 16歳 とは思えないものすごい貫禄だ。
それでいて、なんともシャイなキャラクターに「きゅん」とくる。
たとえば、オリジナルのジャケ写はこんな↓感じで、顔が判然としない。
スリーブ内のスタッフと撮った記念写真でも、本人をサインペンでぬりつぶしてあって、「このショットの私がすごく嫌いだから」と書き添えてあったりと、なんともかわいらしい一面がみえる。これは、音楽的なものとは関係ないけれど。
公式ホームページでは、いくつかの写真が掲載されているが、その顔をみて思い出したのが、アマンダ・マーシャル。なんか似てない?
アマンダ・マーシャルのほうもパワーボーカル全開ですごく元気になれるアーチストとして気に入っている。
ま、先日紹介したノラ・ジョーンズが好きなら、「癒し系」の声とアメリカの南部っぽい雰囲気の共通項があるし、もうちょっとポップでパワフルな要素をプラスしたジョス・ストーンはぜったいおすすめですよ。
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