著者 : 小森 裕介
出版社 : 技術評論社 / 定価 : 2,289円(消費税109円ふくむ)
この間、UML を中心に勉強してきたが、UML と実際のコードとの橋渡しの部分があいまいだという自己認識にいたった。
で、買ったのがこの本。
前半ぐらいは、オブジェクト指向の用語解説的なものが入るので、これまで買った本とダブる部分が多かったが、UML がでてきて以降の部分は、おぼろげながらイメージがわいてくるようになった。
くわえて、オブジェクト指向プログラミングのメリットの一つといわれる再利用性についての実践に紙幅をさいており、これもこれまで読んだ本では実践的につかめなかっただけに収穫である。
ちなみに、内容としては、じゃんけん、ばば抜き、七並べなどカジュアルな素材を用いて解説しているし、イラストや書籍デザインもポップ調。
なぜか表紙などのブックカバーだけが、いわゆるビジネス書風のいかめしいデザインだし、けっこうガツンとくるタイトルだし…で、「固そう、つらそう」のイメージだったが、いい意味で肩透かし。
あえて、「カジュアルな入門書」としておすすめ。
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