「ワイルド・スピード」のバイク版、というのがわかりやすいだろうか。
大排気量バイクにまたがったアメリカンスピードおバカさんたちが、高速道路を、砂漠を、森の中をひたすら爆走するという単純明快な映画。
しかし、映画開始5分ほどで「うーん…わかってやがる」とうなってしまった。
ピカピカに光って存在感を放つカウリング。
ときおりみせる無垢の金属のきらめき。
四輪のすきまをつく、コンパクトかつ鋭い機動性。
バイクの動作を制御するライダーの全身の動き。
重たい皮のライディング・スーツ。
シフト・ペダルを入れたときの、ギアがかむのとチェーンにテンションがかかるのとのまざりあった「バツッ!」という音。
タイヤのゴムやオイルのにおい。
などなど。
その雰囲気は、↑の公式ホームページからリンクしている、アメリカ版公式ホームページ(U.S. OFFICIAL SITE)の予告編(TRAILER)でも、充分味わえる。
そして意外や意外、カメラアングル、カメラモーションなどの映像の斬新さはこの間見た映画のなかで、ナンバーワン。
ストーリーとかなんとかは…まぁいいでしょ。
でも、けっこう楽しめた。
ま、都内の劇場では、ロードショー明日(11/5)までってことですが…。
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